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10,6,24(木)
梅雨に入って蒸し暑い日が続いている。 久方振りで、小林牧場、房総風土記の丘へ吟行。 小林牧場の付近には道作古墳群があり、牧の中にも数基が散在する。 牧場の中の古墳 この古墳は近くの鳥見神社に関係のあるようだ。 この祭神は饒速日命で神武天皇が大和に入る時、長髄彦を討って天皇に国を譲ったという。 その子孫が物部氏と云われてうる。 その後、その子孫の多くが関東に進出、多くは県主として天皇家直轄領の管理に当たったらしい。 この地は当時鳥見と呼ばれていたらしく、常陸風土記には景行天皇が鳥見が丘から国見をしたという記事があるという。鳥見は大和の長髄彦の本拠地だったところ。 饒速日命も長髄彦の娘を娶りここを本拠としていたらしい。 この古墳群で一番大きな古墳の近くに四阿のような建物を作っていた。 工事中の責任者の話では、四阿には屋根が無いとのこと。 屋根を付けると建物になり許可が出ないらしい。 権限が建設省、文化庁等に分かれていて、その調整が難しく屋根の無い四阿になったらしい。 工事関係者がぼやいていた。 小林から房総風土記の丘へ回った。 資料館浦の復元された弥生時代の竪穴住居 風土記の丘は何時来ても良い。 ここの古墳は小林に比べるとかなり多い。 中でも鬼の岩屋と云われる古墳は日本で2番目に大きな方墳との事である。 今日はウイークデーで子供達が社会科の勉強に来ていた。 1日、ゆっくり時間をかけて付近を歩いた。 牧涼し勾玉出でし塚二つ 責め馬の汗を飛ばして駆け抜くる 汗の馬ホースを伸ばし洗ひけり 馬の耳木下の涼を楽しめり 夕涼し塚より出し酒の壷 古代米植ゑて風土記の村に住む ほととぎす廃寺の跡の祠神
by yuusimatuda
| 2010-06-25 13:45
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