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日々思いつくままに


俳人雄姿の日常
by yuusimatuda

句会の梯子

10,1,31(日)


昨日(30日)は句会の梯子。12時から14時半まで句会、終ってから同じ場所で新年会。15,6名の会で多くは高齢者だがみんな熱心だ。どうした訳か私の句会は男が多い。この会も夏場から行くようになったが、当初は男4名だったのに、私の他に2名の男性が加わり7名になった。
この会はほとんどの時間をフリートウキングに使い、時間中質問に忙殺されるが、他の句会と違った楽しい句会だ。男性は遠慮なく質問し、これにつられて女性も質問するので盛り上がる。
18時からは私の本来の句会、此方は一時会員が40名を越したが、最近、少し出席者が減って来ている。
主宰が出席しなくなったのが大きな原因だが、主宰が来ないから出席しないと言うような会員では大したことはない。余り当てにせず会を続けて行くことにしている。
今回は、先週、会員が死亡し、その通夜と重なり1週間延期したのが悪かったようだ。その亡くなった友人に会の事務を任せていたが、適任者が見つかるまで当面私がそれを引き継ぐことにした。
今日はその句会の結果打ち込みに半日かかってしまった。それにしても仕事が遅くなり、取り掛かるのにまた時間がかかる。気力の問題かも知れない。

ところで、今住んでいる町の一角は、昭和43年の分譲地で昭和40年代に移り住んだ人がほとんど。当初の人の多くは亡くなり、残っている人も高齢者が多い。今日、1人住まいの高齢の女性の家に大工さんが来たが、大工1人では冷蔵庫が動かせないとの事。家内と2人で手伝いやっと動かした。とにかくこの町も高齢者ばかりになって仕舞った。
近くで遊んでいる子供達の声が聞えないのは、現在の日本を象徴しているようで淋しい限りだ。

   三千の鳥の剥製春近し
   土偶みな乳房持つ母冬温し
   胸豊かなる縄文の土偶春近し
   初夢に土偶作りし頃のこと
   鍬初筑波の山を仰ぎけり

by yuusimatuda | 2010-01-31 21:55
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